相撲新弟子検査の最低身長

各地で行われている大相撲の場所前に、新弟子になるための新弟子検査が行われています。大相撲の力士になるためには、その新弟子検査の「第一検査」にパスしなければなりません。その第一検査では、身長と体重だけがチェックされます。身長173cm・体重75kg以上であれば合格です。他に、テストなどはなく、身長と体重が基準以上であれば、その日のうちに健康診断・心電図検査・超音波検査が行われ、それらで特に問題がなければ、日本大相撲協会の新弟子として登録されます。力士を志すくらいですから、ほとんどの人は健康診断などで問題は出ないと思われますので、体が大きければそれだけで合格できるという訳です。

しかし、身長もしくは体重で規定に満たず「第一検査」で合格できなかったとしても、「第二検査」を受けて合格できれば、新弟子になることは出来ます。第二検査では、身長167cm・体重67kg以上とされていますので、第一検査より基準が緩くなっています。ただし、第一検査にはなかった運動能力の検査があります。その運動能力の検査を受けて、合格ラインに達していなければ新弟子になることは出来ません。第二検査の運動能力検査は、背筋力・ハンドボール投げ・シャトルラン・50メートル走・握力・上体起こし・垂直飛び・反復横とび、となっています。

第二検査が導入される前は、頭にシリコンを入れたり、油などで髪の毛を固めたりして、少しでっも身長が高くなるようい細工をし、身長の基準をクリアする人も少なからずいました。身長だけは、努力でどうすることも出来なかったということですね。

しかし、今は成長期であれば身長を高くする方法があります。それはヒト成長ホルモンの分泌を活発にして、背が伸びる体質に変える方法です。数日でいきなり背がグングン伸びる訳ではありませんが、成長期だからこそ出来る身長アップ法です。

身長が足りないために力士を諦めようとしているのであれば、ヒト成長ホルモンの分泌を活発にする方法を試してみて下さい。世の中に出回っているどんな身長アップ法を取り入れても、ヒト成長ホルモンの分泌量が少ないままでは、子供の身長の伸びは期待できませんから…。